毛穴が目立つ原因

乾燥した肌で気になりだす肌悩みの1つは、毛穴。乾燥すると毛穴がながれるように広がって見えて、鏡をまじまじと見たときに、ギョッとする。そんな経験をした方も多いのではないでしょうか。

最近では、女性だけにとどまらず、男性でも毛穴気にしている人も多いです。性別問わずに興味深い毛穴です。


毛穴の役割

毛穴は身体を守るために必要な機能 肌の表面はまっ平らではなく、右の図のように規則的な隆起があります。

ひとつひとつの隆起を皮丘(ひきゅう)、その境目にあたる溝の部分を皮溝(ひこう)といいます。理想の肌の条件にあげられる“キメの整った肌”というのは、この皮丘が規則正しく並び、皮溝も一定に美しく並んでいる状態をさします。

皮丘の大きさがばらばらだったり、ふぞろいだったりすると光の反射も均一でないため、くすんでみえたりするわけです。

そして肌には、汗の出口である汗孔、皮脂の出口でもある毛穴があります。

毛穴から分泌される皮脂は、汗と共に皮脂膜を作り肌を覆うことで水分を逃がさないはたらきを持っています。また、汗にはこの皮脂膜を作る他にも、体温を調節するための発汗があります。

汗を出すことで体温を下げているのは皆さんもご存知の通り。逆に、毛穴をぎゅっと縮めて血管も収縮することで体温を下げないようにも働きます。

「毛穴なんてなければいいのに」なんて思うことも時にありますが、毛穴の開閉にはこんな重要な役割があったのです。


毛穴が目立つ原因:1.いちご毛穴

毛穴が目立つ原因のひとつは、毛穴が開きっぱなしになっているからです。皮脂を出すなど必要な時に開き、必要でないときはしっかり閉じる……これならさほど気にならない。

しかし、この毛穴の開閉コントロールがうまくできていないと、皮脂が出っ放しになってしまいます。そして余分な皮脂が出口に栓をして、さらに酸化し黒ずむことで余計に毛穴が目立つ……いちご毛穴。

という悪循環が発生するわけです。まずは水分、化粧水をしっかり入れることです。


もうひとつの原因は「肌のたるみ」:2.みかん毛穴

たとえば伸縮性のある布などに、パンチで穴を開けたところを想像してみてください。そのまま左右なり上下なりに引っ張ると、もともとの穴が縦長に広がってさらに大きく見えます。私たちの肌でも同じことがおこります。

肌の土台となり支えている真皮が衰えてしまうと、ちょうど梁を失った家の屋根のように、肌表面が重力にずるずると引っ張られて毛穴も広がる。みかん毛穴。

つまり毛穴が目立ってしまうということなのです。「昔は毛穴を気にするほど感じなかったのに……」と思っている人は、この原因が大!

たるみが原因で広がっている毛穴は簡単にチェックできます。鏡を見ながら頬に手のひらを添えて、ちょっと引っ張ってみる。

一時的に皮膚が張ることで毛穴が目立たなくなったら……たるみの可能性が高いです。
部位によって数も開き具合も違う毛穴。

20代前半くらいまでは、皮脂分泌が盛んなために起こる「毛穴が開きっぱなし」が圧倒的多数。

年齢を重ね30代後半から40代になると、たるみが原因となることが多いようです。そして、20代後半から30代前半にかけての時期は、皮脂量が増える上に年齢と共にじんわりとたるみが出始めるというダブルパンチの時。

「急に毛穴が目立つようになったなぁ」とある日気付いても、原因はこれまでの積み重ねだったりもします。


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